相続登記について

遺産相続をすることが決まったら、最終的に相続人自身が相続登記をして名義変更しなければなりませんが、相続登記はどのようにすればいいのでしょうか?
遺産相続は多くの人が経験するものの、何回も経験するわけではないので手順や内容を意外と知られていないことも多いので、これを機に覚えておいてほしいと思います。

まず相続登記とは相続する財産の名義変更をして、自分が相続したことを証明するために行う手続きで、やり方は大きく分けて3種類あります。
ひとつめは相続人全員が集まって遺産分割協議を開き、誰がどの財産を相続するのか決める方法です。
遺産分割協議によって相続を決めるのはもっともスタンダードな方法で、おそらく多くの家庭がこの方法を採用しているでしょう。
遺産分割協議はすべての相続人が集まって協議することとなっていますが、必ず全員が同じ場所に集まってする必要はありませんので、電話やメール、LINEなどを使って協議してももちろん構いません。

次に遺言書の内容に沿って進めて行くという方法もあって、これは被相続人が遺言書を残していた場合に限ります。
遺言書には自筆証書遺言と公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類ありますが、公正証書遺言の場合は公正証書として公証役場で保管されているので裁判所の検認が必要ありません。
そして注意して欲しいのが開封は相続人ではなく弁護士が行うことになっています。
また、遺言書の中に本来相続権を持たない人に相続してほしいと記載されていた場合、本来相続権を持っている配偶者・子供・父母祖父母は遺留分減殺請求をすることができます。

最後に揉めてしまったり遺産分割協議が面倒な場合は法定相続分といってあらかじめ法律で決まっている割合を事務的に相続していく方法もあります。
ただしこれは遺産を事務的に分割していくので、現金など分かりやすいものであれば良いのですが評価を必要とするものなどを相続するならやはりきちんと遺産分割協議をしたほうがいいでしょう。